7月28日に開催された「山形県県有特許活用アイデア交流会」にて、知的財産研究教育財団 知的財産教育協会 中小企業センター 副センター長として講演してまいりました。詳細は下記リンク先で紹介される予定ですが、公設試験研究機関の知的財産活用について、特許庁支援事業への参加で得られた知見を紹介いたしました。
このような交流会は、山形県としては初めての取り組みだったそうですが、県内外の企業に加え、県立山形商業高校産業調査部の女子生徒、通称「産調ガールズ」の皆さんが興味深く研究者のポスターセッションに聞き入っていらっしゃいました。
今回をきっかけに、県内の知財力を結集してのイノベーションが興って欲しいなと感じました。
一方で、「県有」ということで、その資産評価や使途について制約が多く、官もしくは公が保有すべき知的財産権について、ここでも考えさせられました。イノベーションを阻害する「壁」とさせず、地域や縁故の壁を越える「架け橋」にできればと思います。
山形県報道発表資料:
http://www.pref.yamagata.jp/pickup/interview/pressrelease/2016/07/20220132/