K.I.T.プロフェッショナルミーティング『交渉学基礎とロールシミュレーション』

6月25日に金沢工業大学虎ノ門キャンパスで行われた、「K.I.T.プロフェッショナルミーティング『交渉学基礎とロールシミュレーション』~模擬交渉で学ぶ「交渉学」体験講座~」は70名あまりの参加者に十数名のTAが付くという、私が手掛けるセミナーとしては最も大規模なものでした。

9月から開講する本講座よりも手厚い、TAのサポートがあって、参加者の満足度は高かったと思います。このセミナーをきっかけに、KITでの科目等履修や入学を考える方が一人でも多く現れてくれればと思います。

セミナー詳細は下記リンク先を参照してください。

金沢工業大学虎ノ門大学院:
http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/toranomon/professional-meeting/1200176_2847.html

 

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中国特許勉強会

去る6月2日、KIT虎ノ門キャンパス1103講義室で、中国特許勉強会を実施しました。
中国弁護士の张嵩先生(天達共和法律事務所パートナー)を講師に迎え、中国知財制度の簡単な紹介と併せて、トヨタ対双環社の10年におよぶ意匠権侵害訴訟の解説をいただきました。

张弁護士は、KITでともに学んだ仲で、このような会合の講師も、二つ返事で引き受けていただけました。次の日本出張は未定ですが、こんど来日された折には、法律論と戦略論の両面から、じっくり議論をできればと思いました。

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公的試験研究機関知的財産管理活用ガイドブックが公開されました

2013年度から作成に携わっておりました『公的試験研究機関知的財産管理活用ガイドブック-公設試における知的財産管理活用の手引き-』が特許庁から公開されました。
当初は数十ページの小冊子をイメージしていましたが、公設試や特許コーディネータのフィードバックに基づく改訂を重ね、完成したら、「公的試験研究機関の知的財産管理レベルチェックシート」という付録までついた立派なものになっていました。
ガイドブックの作成を通じて、公設試や、地方の中小企業の実態などにも触れることができ、作成委員にとっても大変有意義な活動となりました。

冊子は発明推進協会で配布しています

冊子は発明推進協会で配布しています

ガイドブックは下記サイトからダウンロードできます。
https://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/public_research_guidebook.htm

以下、特許庁サイトから引用

公的試験研究機関は、独自の研究開発を行うことによる地域への技術シーズ発信機能と、地域企業との共同研究等による技術ニーズ対応機能の両方を兼ね備えた地域の重要な研究開発拠点であり、大学とともに、地域産業の活性化に繋がる知的財産創造やイノベーションの源泉となるところです。

そこで、特許庁では、公的試験研究機関における知的財産管理活用を支援するため、平成25~27年度公的試験研究機関知財管理活用支援事業を実施し、「公的試験研究機関知的財産管理活用ガイドブック」(主に公的試験研究機関管理者、知的財産担当、研究者等向け)及び付録の「知的財産管理レベルチェックシート」並びに「事例から学ぶ公設試のあるべき姿」(主に各自治体や公設試のトップ・管理者等向け)を作成いたしました。

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2016年1月~3月の活動

2016年1月~3月の活動(主に教育関係)を報告致します。
交渉学をメインとしたプライベートセミナーが本格的に稼働しはじめました。

  • 慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)「経営法学Ⅱ」ティーチング・アシスタント
  • 産業能率大学通信課程スクーリング「知的財産管理」講師
  • 交渉学プライベートセミナー「模擬交渉レビュー会」「模擬交渉(新作ケース)」「模擬交渉(売買ケース)」
  • 特許庁委託事業 公的試験研究機関知財管理活用支援事業 成果発表会「地域創生の一翼を担う公設試の知的財産マネジメントの在り方を考える」(2月16日)
  • 知的財産教育協会 中小企業センター第1回全体会合(2月18日)
  • KIT、TMI、KBS交渉学交流会(3月19日)

この他に、大学院、企業研修でのTA・講師も担っておりました。

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「CORAZYs(カラジー)」オープン

コンセプト段階から各種知財のお手伝いをしてまいりました「CORAZYs(カラジー)」表参道本店がオープンしました。おめでとうございます!
全ての商品が「カラジーカラー」の4色で販売でされています。そして、全商品が本物の品質を追求した日本製。

さっそくお店に行きましたが、その素敵さにすっかりやられてしまいました。
そして、知財で事業を守り、攻めて行けるように、しっかりサポートしようと襟を正しました。

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http://corazys.com/

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映像教材作りにはまってます

マップ化による俯瞰的思考の効果については多くの方に認めていただいているところなのですが、マップ化の方法論を体得するための教材や教授法については、まだまだ属人的要素が強く、誰もが万人に伝授できるものとはできておりません。

昨年度からは関西大学教育推進部の研究員として、教育モジュールの開発と実証の研究もしております。今年は、マップ化の映像(リッチメディア)教材作りに取り組み、実際の授業での適用を目指しております。
機材といっても専用のものではなく、あり合わせのものを寄せ集めただけですが、マップ作りのプロセスを動画で記録することに取り組んでおりますが、自分で作っていても面白いです!

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印刷物に掲載されたマップでは、喩えコマ送りにしてあっても、「消す」「描き直す」という工程がいまいち見えませんが、動画だと、ポジショニングの迷いから、消しては描く様子まで見ることができるので、これを見た学生さん達も「やり直しありね♪」と大胆に描きはじめていただけるようになるのではと期待しております。
今年は、映像教材作りにはまる1年になりそうです。

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2015年10月~12月の活動

2015年10月~12月の活動(主に教育関係)を報告致します。

  • KIT「国際交渉特論」共同講師
  • 産業能率大学経営学部「知的財産管理講座(知財検定3級)」講師
  • プライベートセミナー「模擬交渉レビュー会」

この他に、大学院、企業研修でのTA・講師も担っておりました。

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知的財産教育協会 中小企業センター第2回アンケート

タケモトが副センター長を務めております、知的財産教育協会 中小企業センターで実施した第2回アンケートの最終報告書が公開されました。

http://ip-edu.org/library/pdf/csme/csme_survey2015_report.pdf

企業に勤務する知財技能士の視点から、中小企業における知財マネジメントの実態を明らかにすることができたと思います。
今後の当方に活動方針にも大いに参考になりました。
是非ご覧ください。

アンケートの実施について

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2015年4月~9月の活動

2015年4月~9月の活動(主に教育関連)を紹介します。

  • 大阪発明協会知財セミナー「ココロ(講義)とカラダ(演習)で学ぶ知的財産入門」講師
  • 尚美学園大学「知財検定対策講座」講師
  • 産業能率大学通信課程スクーリング「知的財産管理」講師
  • KIT「K.I.T.プロフェッショナルミーティング『交渉学基礎とロールシミュレーション』~模擬交渉で学ぶ「交渉学」体験講座~」共同講師
  • KIT「交渉学基礎講座」監修
  • 関西大学「第3回交渉学ワークショップ『広がるアクティブ・ラーニング〜交渉学の挑戦〜』 共同講師
  • KIT「交渉学要論」共同講師
  • 産業能率大学経営学部「知的財産管理講座(知財検定3級)」講師

その他、企業での交渉学TAも行っております。

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JAXAの知財

4月1日付で宇宙航空研究開発機構(JAXA)の任期制招聘職員に任用されました。
主に、同機構で行われている研究開発成果から発明を発掘するのが業務となります。

公的な研究開発機関が特許を取得する意義は何だろう?この数年間様々な場面で考える機会がありましたが、未だに決定的な答えに至っておりません。
特に、ロケットや衛星のように、詳細技術は非公開のままで事業が完結するものや、航空機のように事業化までに10年以上の年月を要するようなものですと、企業の事業戦略や知財戦略とは違った視点を持たなければならないのではと思います。

個人的には、惑星探査や宇宙ステーション、超音速旅客機など「夢への投資」を守るための知財権取得ができればと思っています。

どんなテーマの発明発掘ができるのか、とてもワクワクしています。

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